オンラインレッスン
今年度から働き方を考えようと思い、レッスン曜日を変えたり、レッスン時間の繋ぎ方も考えたり、と、保護者の皆様のご理解とご協力によって、上手くレッスンを組むことができていました。
しかし、この度のコロナの影響、、
レッスンの方法の変換まで余儀なくされています。
双方向の「オンラインレッスン」を始めて、3週間程経ちました!
レッスン中に感じたこと、また、iPadでレッスンしながらiPhoneで撮って見返して気がついたことを、
○プラス点
△生徒、状況による点
✖︎マイナス点
で記してみます。
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◯感染予防が可能
◯マスクをしなくて良いので、意外に顔の表情がわかりやすい。
◯目で見る範囲が切り取られ、必要な情報だけ画面に映っているので、他のことに気がそれず集中する。
×画面で見る範囲に制限がある。生徒さん自身に選択ができない。
◯時間に制限があることを子どもなりに理解しているのか、真剣に聴き取ろうとする。
△教室に来るという緊張感が感じられなかったり、自宅なのでリラックスしてしまう。
◯楽譜の書き込みを自分で、又は保護者の方がする。子どもは張り切って書き込み、自分のこととして考えられ、理解力が上がる!
◯自分で書くので、すぐ書けたり、絵が上手だったり、と、その子自身の語彙力や考え方の方向がわかる。
〇△保護者の協力が教室レッスン以上に必要。しかし、それにより、いつも以上に理解度が増すようです。
✖︎様々な音色を聴き分ける耳が育たない。電気を通す音なので、細かい音のニュアンスがわからない。
例えば、ディミュヌエンドをするときの手の使い方は伝えられるが、生徒は強弱の差は汲み取られない。
△こちら側は、大袈裟にニュアンスを付けてちょうどのようです(がしかし不自然)。これは、電子ピアノで練習してしまうときの問題点と似ていると思います。電気製品感は否めない。
✖︎同時に弾くと音が割れる。
△聞こえないよりは良いか、と思い、伴奏付けや和声付けはしてあげる。
△手を取って体感させながら伝えることはできない。しかし、それにより、いつも以上に必死に汲み取ろうとすることもある。
◯応用が利く子には、ポイントを時間を取って丁寧に教える。練習で同じ箇所にも応用させて、全体をまとめられる。
◯どんな練習をしてきたかは、教室レッスンでもオンラインレッスンでもわかる。
◯教室のグランドピアノで弾けない(今のところ、オンラインレッスンは、幸いグランドとアップライトの子達だけですが)
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これは、今のところの気づきです。
数ヶ月後、数年後には、変化していると思います。
今日は、
「本物の先生に会いたい〜!」
と言った子もいました。
こちらも、オンラインで指導する戸惑いはありますが、レッスンを止めるよりは絶対に成長します!
他方で、子どものピアノの音が家で聴こえてくると癒される、家でできることがあってよかった、と仰る保護者の方もいらっしゃいます。
たしかに!
家で、学校で、外で、色々な場面でできることを見つけるとかなのかもしれませんね!
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